普段何気なく使ったり、飲んだりしている水ですが、私達の身体は主に水分で構成されています。
この水分が体内から失くなってしまうと生命にも影響が出る恐れがあるとも言われてるほど水は生きていく上で立派な栄養素の一つです。
本日は水について説明していきたいと思います。
水が体内で失われると
水分が体内から失われると影響が出ると冒頭で触れましたが具体的にどのような影響があるかを説明していきたいと思います。
・体重の2%→喉が渇きます
・体重の10%→筋痙攣を起こしたり意識が朦朧としてきます
・体重の20%以上→生命に関わります
このように水分が失われると様々な影響が出てきます。
こまめな水分補給を心がけていきましょう。
水の役割
次は水が体内で果たしてる役割について説明していきたいと思います。
酸素や栄養素を体内に運び、尿などの老廃物を体外に排出
体内の水分量が多くなると尿として排出されますが、反対に体内の水分量が少ないと腎臓が尿の量を減らしています。
尿は体内の水分量を保つのに重要な役割を果たしているので尿の量が少ないと老廃物が体内に溜まってる証拠でもあります。
その結果疲れやすくなったり、浮腫みなどの原因にもなるので水分はしっかり摂りましょう。
体温調節
体温の調節は水の比熱と気化熱によって行われています。
比熱は1gの物質の温度を1℃上げるのに必要な熱量です。
比熱が大きい物質ほど温まりにくく冷めにくいですが、水はあらゆる物質の中で最も比熱が高いものになります。
暑い日などに体温が上がらないのはその影響が強いのです。気化熱は水が蒸発する時に奪われる熱の事です。
皆さんの中にも運動で汗をかいた後に寒くなった経験がある方がいるのではないでしょうか?
これは汗が蒸発する時に皮膚から熱を奪う事で体温が下がってるのです。このように水の比熱と気化熱がうまく体温を調節してくれてるんですね。
このように水は生きていく上でとても重要な要素を担ってくれています。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。