栄養療法-会員専用-

カテゴリー3について

カテゴリー3の摂取について

ザリフォーマーの栄養指導は「食品カテゴリーマップ」に基づいて行われます。

食品カテゴリーマップについて

概要・目的

カテゴリー3は、副菜のカテゴリーです。

副菜とは、食物繊維、ビタミン、ミネラルを含む食品です。

主に野菜、きのこ、海藻、こんにゃくなどがこのカテゴリーに分類されます。

他のカテゴリーに比べてカロリーが非常に低く、カテゴリー1、2よりも量を気にせず食べることができます。

また、食物繊維が多く含まれているカテゴリーのため、腸内環境を良好に保つはたらきがあります。

摂取するタイミングについて

  • 毎食

食品例

食品カテゴリーマップ
  • 緑黄色野菜
  • 淡色野菜
  • ブロッコリー
  • トマト
  • たまねぎ
  • オクラ
  • もやし
  • きのこ類
  • 海藻類
  • ひじき
  • こんにゃく

注意点

調味料のかけすぎに注意

カテゴリー3を摂取する際によく用いられる

「ドレッシング」

「マヨネーズ」

はカテゴリー5(摂取を控えるカテゴリーの食品)になるため、かけ過ぎに注意しましょう。

ノンオイルドレッシングを選ぶことで低カロリー化しやすくなります。

主なはたらき

血糖値・中性脂肪の上昇抑制

食事の最初にカテゴリー3を食べることで、食後の血糖値・中性脂肪の上昇を緩やかにする働きがあります。

食物繊維による便通・腸内環境の改善

カテゴリー3には食物繊維が多く含まれ、腸内環境と便秘の改善にも大きく関係しています。

食物繊維には「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の2種類があります。

不溶性食物繊維

不溶性食物繊維はおもにきのこ類に多く含まれます。

不溶性食物繊維は便を形作るはたらきがあるため、下痢の改善には不溶性食物繊維が豊富な食品を選びましょう。

水溶性食物繊維

水溶性食物繊維はおもにたまねぎ、海藻類などに多く含まれます。

水溶性食物繊維は便を柔らかくするはたらきがあるため、便秘の改善には水溶性食物繊維が豊富な食品を選びましょう。

また、水溶性食物繊維には腸内環境を改善し、免疫を正常化して花粉症などを改善する効果もあります。