普段の生活でのストレスや疲労の蓄積などにより、活性酸素が細胞を傷つかせてしまいます。
そうすることで交感神経系が働きっぱなしになってしまい疲労が取れず、睡眠の質に悪影響が出てしまいますが運動においても睡眠は非常に重要な役割を果たしています。
本日は睡眠と運動の関係性について書いていきたいと思います。
睡眠と運動の関係
睡眠の役割の1つとして、肉体的な疲労を解消する事や組織の再生があります。
これは「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」が関係しています。
レム睡眠 :体は休んでいて筋肉の緊張を緩めている
ノンレム睡眠:成長ホルモンが分泌されて傷ついた細胞の修復や組織の再生を行っている
この2つの睡眠が交互に繰り返される事で体のメンテナンスを行ってくれます。
睡眠の質が良いと細胞の損傷がなく、疲労がとれた状態で運動ができるので運動パフォーマンスアップに繋がりやすくなります。
1つの参考としてアメリカのスタンフォード大学のバスケットボール選手を40日間10時間睡眠させた結果、3ポイントシュートの成功率が9.2%上がり80m走は0.7秒縮まる結果が出ています。
この実験の後に通常の個人それぞれの睡眠時間に戻したところ、数値は元に戻ったという結果なので睡眠が密接に関わってきてる可能性は高いと言えます。
この実験のみならず、アスリートの選手の場合は睡眠時間も多く設けてる選手が多いので睡眠と運動は密接な関係にある可能性は高いですね。
眠る事が運動に及ぼす影響
勉強した知識を忘れないようにする為にはしっかり寝たほうがいいと言ってるのを聞いたことはありませんか?
睡眠をしっかり取る事で徹夜又は少ない睡眠時間よりも記憶力の定着が良いという事は数多くの実験で証明がされてます。
運動も一緒で良い睡眠を取る事で「運動の手続き記憶」ができるのです。
「運動の手続き記憶」は自転車の乗り方やクロールは一度やったら忘れない事を指します。
もちろんこの2つ以外でも久々に行った動きでも意外にできた経験をした方もいると思います。これは手続き記憶がしっかりできてる証拠でもあります。
睡眠中に運動で行った動きの記憶の定着がしっかり行われる事で、効率的に動きが習得しやすくなります。
このように睡眠は運動と密接な関係があります。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。