ストレスマネジメント

自律神経系の乱れとは

「寝付きが悪い」「寝ても疲れが取れない」という場合は自律神経が疲労している可能性が高いです。

質の良い睡眠を取るためには自律神経が大きく関わっていますが、本日は自律神経の疲れの仕組みについて説明していきたいと思います。

自律神経とは

自律神経は呼吸、血液の循環、心拍数、体温などをコントロールしている神経です。

聞いた事がある方も多いと思いますが、身体を活発にする「交感神経」と身体を休息させる「副交感神経」の働きがあるものをコントロールしてるのが自律神経です。

自律神経系の乱れ

生活の中で運動をしたり、仕事をしたりする中で「肉体的疲労」と「精神的疲労」を感じる時があると思います。

この2つは一見、別物に感じるかもしれませんが、自律神経が乱れている点としては共通しています。

運動してる中で心拍数が上がると呼吸が早くなり終いには体温の上昇を一定で抑えるために汗が出ます。

この現象をコントロールしてるのが「自律神経」でありますが、この一連の流れで細胞内で「活性酸素」が発生して酸化が起こり疲労が生じます。

活性酸素について

人が活動する中で体内の酸素を使う際に生まれる物質で、生きていく中で必ず生じるものであります。

この活性酸素は強力な酸化作用を持っており、ウイルスを破壊するなど良い点もありますが、細胞をさびつかせて傷つけてしまいます。

人の身体の中には活性酸素から細胞を守るシステムがあります。

激しい運動や疲労が溜まるなどの過労により細胞が酷使される状態が続く事でシステムがキャパオーバーになり、細胞をさびつかせ傷つけることに繋がってしまいやすくなります。

自律神経の乱れを抑えるのは日中の疲れを出来る限り抑えることと、お風呂に浸かる、栄養を摂る、ストレッチでリラックスするなどの自律神経のバランスが整うような快適な環境を自らで作ってあげることが質の良い睡眠に繋がってくると思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました