ダイエットをする上で、運動も食事管理もしっかりおこなう方は多いと思います。
体脂肪が燃える事で自分が理想とするボディラインに近づく事ができますが、その為には体脂肪を燃やしてくれる「レプチン」というホルモンを分泌させる必要があります。
ダイエットとレプチン
このレプチンは脂肪細胞から分泌されるホルモンで、体脂肪が増えると代謝を上げて痩せやすくしてくれる痩せホルモンです。
人間の本来の構造上、体脂肪が増えすぎるとそれ以上太りにくくする機能があります。
しかし、この太りにくくするように指令を受けている受容器が機能しないとレプチンは分泌されません。
レプチンが分泌されない原因として、悪い脂肪の摂りすぎが考えられます。
オメガ6とトランス脂肪酸
オメガ6とトランス脂肪酸を摂りすぎるとレプチンの受容器（受け皿）を上手く機能しなくなってしまいます。
脂質は必要な分だけしっかり摂ると、筋肉を作ったり脂肪を代謝を促すホルモンを分泌させますが、摂りすぎは体に悪影響を生じさせてしまいます。
オメガ6は大豆油やひまわり油などの植物性油で揚げ物などで使う方も多く、日本人は使いすぎとも言われている油です。
摂りすぎはアトピーや花粉症などのアレルギー症状を強くしてしまいます。
体内の炎症を強くしてしまうと共に血液をドロドロにするのでオメガ6は過剰に摂取しないようにしましょう。
トランス脂肪酸はマーガリン、ショートニング、ファットスプレッドなどの化学的な油で体内で消化するのが難しい油になるのでなるべく摂取は避けたい所です。
加工食品や揚げ物にはオメガ6やトランス脂肪酸が多く使われているので、食べる頻度は少なくするように心がけましょう。
食品の原材料の記載の所に「植物性油脂」が書いてあるものはオメガ6またはトランス脂肪酸なのでチェックするようにしましょう。
悪い脂肪酸とは逆にレプチンの働きをしっかり機能させてくれるオメガ3は抗炎症作用や血液をサラサラにしてくれる非常に大切な脂質になるので積極的に摂取しましょう。
ダイエットをする予定の方、している方は痩せホルモンのレプチンをしっかり分泌させて理想のボディラインに近づけていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
