栄養療法

タンパク質の消化・吸収

既にトレーニングをしてる方やダイエットやボディメイクを始めた方は筋肉をつけるためにタンパク質を積極的に摂っていると思います。

積極的にタンパク質を摂ることは大事ですが、1番大切な事はタンパク質の「消化や吸収」が適切に行われる事です。

胃酸の分泌は大切

タンパク質の消化や吸収が適切に行われる為には

・よく噛んで食べる事

・胃酸の分泌が適切に行われる事

この2つが重要になってきます。

よく噛んで食べるという事は消化をする為の準備をする上でも大切です!よく噛む事で自律神経が副交感神経優位になり胃酸の分泌が活発にになります。

私達がよく食べてる肉や魚などのタンパク質は分解されるとアミノ酸になります。

肉や魚を吸収する為には胃の粘膜の表面からペプシノーゲンと呼ばれる物質が分泌されて、このペプシノーゲンが胃酸によってペプシンというものに変化します。

このペプシンがタンパク質を分解するので胃酸が適切に分泌されないとタンパク質の消化吸収が上手くできないのです。

食べる環境は大事

胃酸を分泌するためには上記でも書きましたが、副交感神経が優位になる必要があるので、作業をしながら食べたり緊張状態が強い状態での交感神経優位の状態ではうまくタンパク質の消化や吸収を行う事ができません。

ですので、リラックスした環境で落ち着いてゆっくり食事することが必要になってきます。

また、食事中に水を1度にたくさん飲むと胃酸が薄まってしまうので、コップ1.2杯程度にしましょう。

肉や魚の料理に使うことがあるレモンや手軽に摂ることができる梅干しは胃酸の分泌を促進してくれる効果があります。

胃酸の分泌が適切に行う事でトレーニングや栄養の摂取の効果が得られるのでタンパク質が消化、吸収される身体を作っていきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。