運動療法

BMIの見方と理想体重

皆さんは適正体重について知っていますか?適正体重というのは、ざっくり言うと最も病気になりにくい体重の事を指しています。

本日はその適正体重についての記事になります。

BMIと隠れ肥満

BMIはボディマス指数と呼ばれていて、身長に対して体重が適切かどうかを表しています。

WHOと日本肥満学会が出してる数値の基準は若干異なりますが、唯一共通してる点が標準値になります。BMIの標準値は18.5〜25とされていて、理想とされているBMIは22になります。

理想というのは冒頭で触れた最も病気にかかりにくい数値になります。

BMI算出方法

BMIは体重kg÷身長m×身長mで算出する事ができます。

例えば、身長が175cmで体重が75kgの場合

75kg÷1.75(m)×1.75(m)=24.4

BMIは24.4になります。

Tiny women near obese chart scales isolated flat vector illustration. Cartoon female characters on diet using weight control with BMI. Body mass index and medical fitness exercise concept

<a href=’https://jp.freepik.com/vectors/people’>Pch.vector – jp.freepik.com によって作成された people ベクトル</a>

このように算出するのですが、理想のBMIを22にした場合の体重はこのように算出する事ができます。

22×1.75(m)×1.75(m)=67.3kg

この方の場合体重の誤差が

75kg − 67.3kg=7.7kg体重を落とす必要があるという事になります。

隠れ肥満

日本肥満学会が出している基準を例に出して説明します。

BMIの数値の指標として

標準:18.5〜25 (22が理想の数値)

肥満:25以上

低体重:18.5未満

このように定めていますが、中には標準の数値の方でも隠れ肥満の場合があります。それは「筋肉量が少なく、体脂肪量が多い」パターンになります。

この場合は隠れ肥満の可能性が高いです。

筋肉を使わないと脳が筋肉を不要と判断して減少させてしまいます。

そうなる事で筋力低下、体力低下→生活習慣病のリスク増に繋がってくる為、筋肉をしっかり使うという事は隠れ肥満や肥満を防ぐ上でも非常に大切になってきます。

筋力が低下してる1つのテストとして、片足立ちで靴下を履けるかチャレンジしてみましょう。

これができない場合は隠れ肥満の疑いがあります。1つの指標としてやってみてください本日はBMIと隠れ肥満についてでした。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。