タンパク質を構成しているものは必須アミノ酸というものになりますが、全部で9種類あります。
体内で十分な量を合成できないので食品から摂る必要があります。
9種類それぞれの働きを含めて含まれている食品を本日は説明していきたいと思います。
必須アミノ酸の働きと食材
フェニルアラニン
働き:精神安定、食欲抑制
主な食品:魚介類、アーモンド、チーズ、小豆、納豆
※過剰に摂取してしまうと血圧上昇を起こしやすくなります
ロイシン
働き:肝機能の増強
主な食品:レバー、牛乳、アジ、卵、鶏肉
イソロイシン
働き:成長促進、筋肉強化、疲労回復
主な食品:牛乳、鮭、鶏肉、チーズ
トリプトファン
働き:鎮痛作用、安眠効果、精神安定
主な食品:チーズ、バナナ、大豆、緑黄色野菜、豆腐
メチオニン
働き:肝機能改善、アレルギーなどの痒みの軽減、抑うつに効果あり
主な食品:牛乳、牛肉、豚肉、鶏肉、にんにく
※不足すると利尿機能の低下でむくみを起こしやすくなり、抜け毛などの原因にもなります
スレオニン
働き:成長促進、脂肪肝の予防、新陳代謝の向上
主な食品:卵、ゼラチン、スキムミルク
ヒスチジン
働き:成長促進、関節炎の緩和
主な食品:鶏肉、牛乳、チーズ、ハム、カツオ
※子供の頃は体内で合成できないアミノ酸ですが、大人になると合成できるようになります。
バリン
働き:タンパク質合成の促進、肝機能向上
主な食品:鶏肉、チーズ、レバー、ゴマ
リジン
働き:ウイルス抗体、ホルモンや酵素の合成、カルシウムの吸収を促進
主な食品:大豆類、チーズ、サバ、卵、納豆

このように必須アミノ酸の9種類それぞれには役割や多く含まれてる食品が異なります。
偏食になってしまうと、身体に悪影響が生じる可能性があります。
必須アミノ酸それぞれのバランスを意識をした食事を行う事で、質の良い睡眠に繋がったり、ボディメイクにも良い影響が出ると思います。
本日は必須アミノ酸の食品の種類と主な働きについてでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。