High-Intensity Interval Trainingという略称の「HIIT」
直訳すると高強度インターバルトレーニングですが、TVや雑誌等々でも取り上げられて近年は注目度が上がっているトレーニング法です。
短時間の運動で脂肪燃焼効果が期待できますが、本日はこのHIITの効果についての記事になります。
HIITについて
HIITは数十秒間に強い負荷の運動を行って短時間の休息を挟み、再び強い負荷をかけた運動になります。
運動時間の3分の2において心拍数が85%以上になるもので、個人が質の高いHIITを行える時間としては30分が目安と定義されています。
しかしアメリカのスポーツ医学会の研究では、最大心拍数の90%の運動を週40分以上のエクササイズは最大の効果が得られず怪我のリスクを高めてしまうのでやり過ぎには注意が必要です。
HIITの効果
ウォーキングなどの軽い運動ではそれぞれ糖質と脂質がエネルギー消費として使われています。
しかし運動強度が高くなると糖質が使われる割合が増えて、それと同時に血中の乳酸濃度が溜まり始めて息が上がり心拍数が増えやすくなります。
その状態は酸素の供給が間に合っていない情報ですがHIITではこの状態を作り出す事で脂肪燃焼効果を高めています。
脂肪燃焼効果
・運動後に足りない酸素を供給しようと身体が失った分の酸素を大量に体内に取り込んで消費する
・筋肉の修復や体内に残ってる乳酸が増える事により成長ホルモンが分泌されエネルギー代謝力の上昇
これらの働きにより、HIITは運動後の脂肪燃焼効果が見込めると研究で報告され、また運動後24〜72時間ほど効果が持続するとも言われてます。
HIITは脂肪燃焼効果に限らず、血糖値の急激な上昇を防いだり血管の若返りにも効果が期待できるので、興味がある方はトライしてみてください。
色んな種類のトレーニングができるのもHIITの良さの一つかなと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。