いびきをしている方を感じた事がある方は多いと思いますが、いびきをかくと呼吸の機能が乱れている可能性が高いです。
今日はこのいびきが睡眠の質を下げている事について説明していきたいと思います。
いびきの原因
いびきをかいてるという事は、ぐっすり寝ていて深い睡眠をとってるとも見れますが実は反対で悪い睡眠のサインになっています。
いびきをかく事で体内では気道が狭くなった状態が作られてしまいます。
気道が狭くなると、呼吸をする時の空気の通り道が狭くなり摩擦によっていびきの音が生じています。
いびきが呼吸に及ぼす影響
私達が無意識にいつも行ってる呼吸ですが、実はかなりの労力が使われています。
人の体は何も運動などをしなくても、1日で1000キロカロリー以上消費します。なぜこれだけ消費するかというと、呼吸によるエネルギーの消費が多いと言われています。
このように普通に行うだけでも多くのエネルギーを使う呼吸ですが、いびきで気道が狭くなった状態で呼吸を行う事は更なる労力が体内で生じてしまいます。
いびきが自律神経に及ぼす影響
呼吸が苦しくならないように自律神経の中枢は横隔膜を動かす事で肺を膨らませる事を行うようにサインを送ります。
また、いびきは低酸素の状態を作り出してしまうので自律神経の中枢は心拍を速くする事で血圧を上げて酸素の供給を通常時と同じように維持しています。
このような状況を睡眠中に作り出してしまうと自律神経を休めるはずの睡眠が、自律神経に負担をかけてしまって、結果的に疲労が取れない原因にもなってしまう可能性が高くなります。
また、いびきが悪化すると睡眠時無呼吸症候群という睡眠障害にも繋がる可能性が高くなってしまいます。
睡眠時間を確保してるのに、疲れが取れた感じがしない方や日中眠たくなる方はいびき又は睡眠時無呼吸症候群が原因の1つかもしれません。
いびきを改善して、睡眠の質をより良いものにしていきましょう。
本日はいびきについてでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。