本日は副腎が疲労する事によって身体にどんな影響があるかを説明していきたいと思います。
代表的な症状としてうつ症状や疲労感、不眠症が挙げられます。
うつ症状や疲労感
副腎の大切な機能の1つとしてあらゆるストレスに対抗しながら人体に悪影響が出ないように働いているコルチゾールというホルモンを分泌しています。
朝起きた時の疲労感や何事にもやる気が出ない無気力状態のような感覚が続いてる場合は副腎が疲労してる可能性が高いです。
人は日々様々なストレスを受けますが、上記で挙げたような症状が出る場合、副腎は現在受けているストレスで精一杯の状態です。
その中で行動を多くして新しいストレス源に会ってしまうと副腎は更にダメージを受けてしまい副腎疲労がより一層加速してしまいます。
キャパオーバーになると生命の危機的状態に陥る前に副腎が脳に対して活動的にさせないようにしてくれと信号を送ります。
そうする事で、うつ症状や疲労感が引き起こると考えられます。
不眠症
私達が眠ってある間に行われるレム睡眠によってコルチゾールというホルモンが分泌されます。
このコルチゾールが正常に分泌される事で、私達はスッキリ起きる事ができるのです。そして、コルチゾールの分泌の時間についてですが、朝4〜6時から増え始めて8時にピークを迎えます。
その後、夜に近づくにかけてコルチゾールの分泌量が減ってメラトニンという睡眠ホルモンが分泌されて私達は眠くなっていきます。
しかし、副腎が疲労してる場合は朝のコルチゾールの分泌量が増えずに長時間少ない分泌量で推移していきます。
そして本来は夜に向かって穏やかになる所を昼間休んでいた副腎が元気になって活動を始めます。
そうなる事で不必要な時間にコルチゾールを分泌してしまい、睡眠の質の低下に繋がり不眠症などの症状になりやすくなってしまいます。
副腎が疲労すると様々な弊害が生まれるので、ストレスの要因などを自分自身で理解したり、リフレッシュするといった副腎のケアはとても大切です。
本日は副腎疲労についてでした。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。