運動後の栄養補給のゴールデンタイムという言葉を聞いた事がある方は多いのではないかと思います。
睡眠においても、とても大切な時間があります!それは寝始めの”3時間”です。
今回はこのゴールデンタイムについて説明していきたいと思います。
ゴールデンタイムの時間帯
夜10時から深夜2時はゴールデンタイムでその時間は寝た方がいいと聞いた事もいるのではないでしょうか?
この時間に寝ないとダメなの?となると必ずしもそういうわけではなくて、寝始めて3時間は成長ホルモンが多く分泌されます。
この成長ホルモンが睡眠の質を上げる、疲労を取り除く上で大切な働きをしています。
成長ホルモンとメラトニン
疲労が溜まると「疲労物質FF」というものが発生します。これが体内で生まれると疲労回復を促進する「疲労物質FR」が発生します。
疲労を回復する事においてこの「疲労物質FR」と共に重要な役割を果たしてるのが成長ホルモンです。
成長ホルモンは子供の成長だけではありません。
他の役割としては
・筋肉の修復
・疲労回復
こちらの2つが成長ホルモンによる主な役割ですが、成長ホルモンを分泌を促進しているのはメラトニンという睡眠ホルモンになります。
このメラトニンは私達が朝起きて光が目に入って14〜16時間後に脳の深部にある松果体という所から分泌されて心身がリラックスした状態になり自然な眠りを促してくれます。
メラトニンが成長ホルモンを分泌を促進してくれるので、メラトニンの分泌量が多くなる時間までには寝た方がいいというデータが多くあります。
メラトニンの分泌量が多くなる時間が深夜1〜3時と言われているので遅くても日付を跨ぐくらいには眠りについた方が良いでしょう。
メラトニンと成長ホルモンが正しく分泌される事により疲労が取り除けるだけでなく、肌のハリを保てる・疲労によりダメージを受けた細胞の修復にも効果があります。
寝る1〜2時間前にお風呂に入ったり、夜は普段より照明を暗くして心身共にリラックスさせた状態で睡眠のゴールデンタイムを迎えましょう。
本日は「睡眠のゴールデンタイム」についてでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。