目標設定
目標設定とは
目的達成のために必要な行動を「具体的」に、かつ「継続可能」な目標として定めることです。
設定する目標によって行動が促されたり、反対にやる気を削いでしまうこともあるため、どのような目標にするかは慎重に選ぶ必要があります。
効果的な活用のために
目標は具体的に設定する
目標は「できたか、できなかったか」が毎日記録できるように、明確な基準をもって設定してましょう。
たとえば、
目標を「お酒を飲む量を抑える」と設定してしまうと、どの程度お酒を飲んだときに「できなかった」と記録するのか分からず、お酒を飲むときの量への意識も曖昧になってしまいます。
「お酒を500ml以内に抑える」
「缶ビールを1本以内に抑える」
など、具体的な目標を設定することを心がけてください。
継続可能な目標を設定する
継続しづらい目標設定にありがちなのは
・初期の段階からきつすぎる目標を設定してしまう
・目標の数を多くし過ぎてしまう
といったケースです。
はじめは簡単に達成できそうな目標を設定し、そこから徐々に目標のレベルを上げていくことで、最終的なゴール(習慣の改善)へ到達できるようなります。
このように段階的に行動のレベルを上げながら最終的な目標達成を目指すことを、習慣を改善する際に非常に重要な考え方です。
ぜひ目標設定に取り入れて活用してみてください。
日々の行動を記録し振り返る
目標を設定した後は、日々の行動を記録し、自分自身で振り返ることも大切です。
自分自身の行動を記録・可視化し、目標達成を目指すことを「セルフモニタリング」と呼びます。
例えば
「今日は目標を達成できたか」
「改善の度合い」
「体重の変化」
など、日々の行動と、その結果起こる変化を記録し、自分自身が振り返ることができます。